コロナ禍による自粛で首を切られた人たちや、仕事がなくなった現場の苦悩。
あるいは、それ以外にも、通常の暮らしが立ち行かなくなった人たちもいます。
で、こうした困難の中にある時ほど、その直面する個人、だけでなく、たとえば、宗教団体なども、その本質が現れる、と、思っています。
以前、仁和寺の僧侶が、祈祷をしているだけでなく自ら手作りマスクを作り、無償供与している記事を書きましたが、今、多くの、宗教団体も、自粛しながら、静かな祈りをささげています。
しかしその一方で、人々が苦しんでいる状況を逆利用して、自己拡大に走る宗教団体が存在するのも、事実です。
そうしたカルト宗教ほど、人生を狂わせるものはありません。
また、マスクの送り付け商法に見られるように、金儲けの機会ととらえる輩もいます。
事程左様に、このような苦難、困難の時には、その組織の真の姿が、露わになるものです。

人間には、神の子としての神性が宿っているので、自らの自助努力で、この困難にも立ち向かっていかねばなりません。
苦難の中でこそ、霊性もまた、磨かれていくものだと、思っています。
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