普通の人も、時間の経過とともに、神に祭り上げられたりします。
日本の仏教界で言えば、日蓮や親鸞が、それにあたるでしょう。
日蓮などは、宗派によっては、お釈迦様よりも上にされています。
親鸞を祭り上げているカルト宗教もあります。
孔子なども、後世随分祭り上げられました。
ぶっちゃけ、タダの就職浪人の人生を生きたような人だったのですがねえ。
立派なことは行っているし、弟子からも人望があったので、
なかなかの人物であったのは確かでしょうが、
その生涯は、就職先を求めて放浪していた人生。
イエスなどは、磔にされた罪人ですよ。当時の人から見たら、ね。
それが、時代を過ぎていくにつれ、神となったわけです。
仏陀釈尊も、極めて常識的なことを言っています。手堅く生きろ、とね。
妄想を最も退けたのが仏陀釈尊。
それが、大乗仏教の隆盛とともに、
尾ひれがつきまくり、超人に祭り上げられました。
そして、そうした権威を、
自分のものとして売り出すカルト教祖も、たくさん出てきました。
で、何が言いたいのかというと、
この世にはただ人間がいるだけだよ、ということ。

それだけが言いたくて、
この記事を書きました。
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