税務署の仕事も、ノルマに追われているらしい

元国税調査官だったという人の書いた記事を読んだのですが、税務署の仕事も大変だなあ、と思いました。

一般的に、公務員は、ノルマなどもなくのんきな仕事、のイメージがあったのですが、ノルマは、どの業界にもあるのかもしれません。

税務署の仕事は「公平で円滑な税務行政を行う事」などという建前はあります。
しかし、現場の人間が実際に求められるのは、「税金をどれだけ稼ぐか」ということなのです。

税務調査に行って、課税漏れを見つけると、つまりは追徴で課税をします。
この追徴税をどれだけとってくるかが、調査官の評価を決めるものでもあります。

もし追徴税が少ない場合は、上司に怒られたり、先輩に厳しく指導されたりします。
自分の給料より、とってきた追徴税が少ない場合は、「給料泥棒」だとか「お前は国家に損失を与えている」などと言われたりもします。

追徴税の獲得は、個人個人に課せられているだけではなく、部門や税務署同士でも、競い合わされてもいます。
税務署内では、各部門が追徴税の多寡で競争しています。また各税務署同士も追徴税の多寡で競争しています。

そして、大きな追徴税を取った調査官たちは、「優秀事績」として発表され、表彰されます。
ここまでされれば、調査官たちは嫌でもノルマ達成、追徴税稼ぎに没頭しなければならなくなります。

私が現場にいたのは十数年前なので、今は変わっているかもしれないとも思ったのですが、後輩の調査官に聞くと今も昔もまったく変わらないようです。

国税庁は、公式には「税務職員にはノルマなど課していない」と言っていますが、 追徴税をたくさんとってきたものが出世しているという現実がありますから、事実上ノルマはあるといえるのです。

上記は、その元国税調査官の記事からの抜粋ですが、数字に追われる仕事はつらいですよね。

僕も、不動産の仲介会社をはじめ、ルートセールスなど、いくつか、営業の仕事を経験していますが、休みの日でも数字が頭から離れませんでした。


そんな経験から、数字とは関係のない分野で働こうと思い、ノルマのないビル管理業界へと移行したのですね。

まあ、給料は下がりましたが、心は楽になりましたよ。

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