大半の男連中が、定年後の居場所がない

大半の男が、定年で一線を退くと、むなしさを感じるらしいのですが、僕は少数派なのか、早く会社をやめたかったので、そのようなことはありませんでした。

定年前に介護離職をしたときも、抵抗なく辞められたのは、会社勤務への執着がなかったからだと思います。

だから、介護を不遇に思うこともありませんでした。

ラッキー。

で、大半の男連中が、定年後の居場所がないらしいのですよ。

お気の毒に。

それに対し女性はと言うと、定年後の居場所で悩む人はほとんどいないのだとか。

女性のほうが定年後の居場所で悩む人が少ない、ということは、この点では、男よりも女性のほうが成熟している傾向があるということでしょうね。

なんか男は、不器用ですねえ。

会社を辞めると、肩書も剥奪されますからね。

それにアイデンティティを依拠していた人間は、それだけでディスアドバンテージです。

肩書なんて、ただの記号だということがわかっていないのですね。

その点、フリーター、ヒッキー、あるいは僕のような転職放浪者は、強いですよ。

もともと下に見られることになれているので、バカにされても阻害されても、立ち直るすべを心得ています。

他人や環境に頼らず、自分で上機嫌を回復することができるんです。

このアドバンテージは計り知れません。

年を取るほど、効いてきます。

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