後期高齢者には、選挙権を与えるべきではない。
こんなことを僕が言ったら、袋叩きにされるかもしれません。
でも、これを言ったのが、92歳の御老人であれば、多少は納得がいくのではないでしょうか。

以下は、その後老人の記事よりの抜粋。
大阪都構想を巡る、争いが、住民投票で11月1日に決着した。僅差で、都構想反対票が、賛成票を上回った。民主主義国家としては、このような改革は、最終的に住民投票によらなければならないのであろうが、Q翁には色々な疑問が残る。
余命少ない老人にとっては、5年先の世の中がどうなろうと関係がないことなのである。改革しようとすれば、従来とは異なった面倒なことが起きるかもしれない。お年寄りは、「余命少ないんだから、静かにしておいてくれ」という心境であろう。だから反対票を投じることになる。
人口構成から言って、老人票が圧倒的に多い。投票率も 老人には暇人が多いので、高くなる。
見方によっては、老人のこういう思いは、世の中の進歩を妨げ、老害となって、社会を蝕むことになるのは、歴史が証明している。
Q翁は40歳代を大阪勤務で過ごした。勤務先は谷町4丁目であったが、そのあたりには、大阪府の建物と大阪市の建物が混在し、二重行政のムダを実感していた。大阪が発展するためには、改革が必要だと常々思っていた。京都府の中の京都市、愛知県の中の、名古屋市。神奈川県の中の横浜市など、大都市が存在するが、あまり騒がれない。これは、大阪府の中の大阪市は占有率があまりにも大きすぎるからである。大阪に住んでいると、市と府と何が違うんだという感覚になる。府が市の上にあるという感じがしない。
今回僅差で再度、大阪都構想が敗れた、維新の会はお気の毒であった。老害の大きさを見誤ったのである。Q翁はこのような未来を決める住民投票には、後期高齢者は、選挙権を与えるべきではないと思う。老人は未来に対する責任は負えないのであるから遠慮するのが、当然のように思える。
うーん、90歳を過ぎて、これだけの文章が書けるだけでも立派と言うべきでしょう。
誰の一票も、価値は同じ。
だとすると、人口分布から言って、老人に偏った政策になるのもうなずけます。
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