我慢しろ、とか、頑張れ、とか言われ続けて学生時代を終え、就職したらしたで、また、我慢しろ、とか、頑張れ、と言われるのが人生だと思いこんでいる人が多いかもしれません。

でも、本来、我慢、も、頑張る、も、どちらも、良いことではありません。
がまん=慢心・高慢・うぬぼれ。
がんばる=我を張る 。
頑張るということは、実は自己中心的になるということです。「頑張る」という言葉の語源は、「我を張る」です。自分を押し通す、それが頑張るということです。競争し、自分の利益を優先させることが頑張ることなのです。
AIによって「単純な仕事」は不要になりつつある昨今、頑張ることに、どれほどの意味があるのでしょうか。
「日本人は我慢強い」とか「がんばりやさん」などと言われて、喜んでいる場合ではありません。
勤勉でまじめ、なのが、これまでの日本人のとりえであったのかもしれませんが、もうそれだけでは通用しない時代になりつつあるように思うのは、僕だけではないでしょう。
一人ひとりが創造性を発揮し、イノベーションしていく時代に入ってきているように思えてなりません。
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