賃貸暮らしには、ゴールはない

賃貸マンションの更新費用に関する記事を読んで、かつての職場の上司を思いだしました。

僕は転職が多かったのですが、長く勤めた会社は二つ。

一つはビル管理会社で、9年ほど。

もう一つが介護離職するまで働いていたビジネスホテルで、11年ほど。

で、僕が思いだしたというかつての職場の上司は、ビル管理会社で働いていたときの上司で、もう年金生活に入っているはずですが、その人は、みづほ台の賃貸マンションに住んでいて、晩婚でしたが娘が一人いました。

もう、その娘も成人しているのでしょうが、上司とは言え、給料はさほど多くはないはずで、家賃を払いながらの子育ては大変だろうぐらいに思っていたのですが、年金生活に入っているはずの今も、同じところに住んでいるとしたら、生活は楽ではないのではないか、と、老婆心ながら思った次第。

ネットで調べたら、みずほ台だと、家族で住めそうな物件だと、管理費も入れれば7万円ほどはかかる様子。

子供が独立して家を出たとしても、夫婦二人で住むとなれば、ワンルームというわけにもいかないでしょう。

引き続き同じところに住んでいるとしても、毎月、7万円の出費は、年金生活者には大変なはずです。

それは、僕自身が、6万円台の住宅ローンを毎月払いながら生活しているので、わかるのですね。

で、賃貸暮らしには、ゴールはなく、住んでいる限り家賃はかかりますから、月に生活費を8万円ほどに抑えても、必要額は15万円。

おそらく、その上司は、僕とは違い、転職も少なく地道に働いてきたと思うので、15万円くらいの年金はもらっているでしょうが、あとは、蓄えがどのくらいあるか、ですね。

そしてやはり、更新費用というのも必要になるでしょうから、そうした月は、持ち出しになるのではないでしょうか。

まあ、今は直接付き合いもないので、実際のところ、どうしているかはわからないのですが、気になるところではあります。

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