若い世代で、徐々に脚光を浴び始めているFIREですが、
仮に、30代あたりで首尾よくリタイアできたとしても、
その後のリスクも視野に入れておく必要があるように思います。
それは、ズバリ物価上昇リスク、です。
少しずつの物価上昇であっても、
リタイア後の生活は長くなるため、
生活に影響が出てきます。
その点、給料も公的年金も物価に連動するため、
サラリーマンを続けていれば安心です。
働き続けていれば、物価の上昇とともに給料も上昇するのですが、
リタイアしてしまうと、そうはいきません。
銀行に1億円の預金があったとしても、
インフレになると、その価値は加速度的に減少します。

つまり、資産が時とともに目減りしてしまうのです。
30代のリタイアを例にとると、
年金受給までには30年ほどあり、
その間にインフレが発生する可能性はないとは言えません。
これこそが、若くして早期リタイアした場合のリスクです。
なので、株式投資などの資産運用が、
きわめて重要になってくるのですね。
スポンサードリンク