会社の主は株主だが自分の主は自分

人生の途中で迷い、悩むのは、誰にでもあること。

僕自身、高校卒業後、プー太郎(死語?)生活が長く、

まともな職に就いたのは、35歳のとき。

一方、学校を出て、ずっと働いてきた人も、

やはり、35歳くらいになると、悩むのかもしれません。

今日は、そんな意味で、刺さる記事を見つけたので紹介します。

65歳定年が整備され始めていくらか経ったある日の35歳の自分です。

大学を卒業してから十数年。ここからさらに30年。

1日8時間を週5日。

日数にして7821日。

時間にして62571時間。

勤めあげた時には65歳。

自分には無理だと思ったので、この5年後にサラリーマンを卒業することになります。

会社を辞める時は同僚、上司、友人知人の全方位から考え直すように諭されました。

「もったいない」「これまでのキャリアが無駄になる」「辞めてこの先どうするんだ」などなど。

普段やなやつだなと思っていた人が真面目な顔で考え直せなんて言ってきた日には、なんだあんた実はいいやつなんじゃん、なんて日頃の恨みを忘れてほっこりしたのも覚えています。

彼らの言うことはもっともで、社会福祉のシステムは60歳あるいは65歳定年をベースに構築されている以上、その流れに乗るのが一番賢く、安定した人生を送ることができる確率はおそらく高い。

それでも思ったのです。自分の定年くらい自分で決めさせてくれ、と。

65歳まで働くこともできる、であって、働かなければならない、では決してないはず。

会社の主は株主ですが自分の主は自分です。

赤の他人に人生を指図される必要などないのである。

などと言いながら、何か大きな目標があるわけでもなく、会社辞めて超絶幸せ!ハッピー!!となるでもないですが、朝目覚ましがいらない生活は想像以上によろしい。

昔から乞食は3日やるとやめられないなんて言いますが、今後はセミリタイアも3日やるとやめられない、というのも追加していこうと思います。

ちなみに2021年の現在、改正高年齢者雇用安定法が施工されて今年4月からは70歳まで安心して働けるようになりました。いよいよ死ぬまで働くことができる社会の到来です。

人類史上最も豊かになったにもかかわらず死ぬまで働くことを求められる社会。

字面だけ見れば立派なディストピアですが、高齢者が生涯現役で生き生きできる社会と見る人もいるそうです。

ただ、私には自分が死ぬまで働くために産まれてきたとは考えられないので、早めの定年を決めたようにこれからも自分の頭で考えて判断していきたいと思います。

うーん、ネットサーフィンをしていると、

いろいろなブログを通して、

上記のような、刺さる記事に遭遇することがあります。

会社の主は株主ですが自分の主は自分です、のところは、

深くうなずいてしまいました。

FIREが、徐々に認知されてきつつある今は、

一生会社にしがみつく人間も減っていくでしょうし、

会社のほうでも、一生面倒を見る力も、なくなっているでしょう。

なので、FIREは、時代の流れ、なのだと思っています。

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