バブルの頃には、どんどん建てられた投資用マンション。
僕も、当時、越後湯沢などにスキーに行くと、よく見かけました。
勿論、リゾート地だけでなく、街中にも投資マンションはありました。
ネットサーフィンをしていたら、そんな投資用マンションの管理費の話が載っていました。

このマンション、管理費はかなり高い。
たった16㎡なのに、ファミリーマンションよりも、ずいぶん高いようだ。
それには、投資用マンション特有の理由がある。
そもそも、このマンションのように、バブル期に建てられた物件は、管理費がものすごく高いのだ。
まあ、管理費どころか、新築価格がたぶん1,880万円(抵当権設定が1,690万円なので)というあきれた金額だから、もう管理費なんて取り放題だよ。
けれども、ふつうのファミリーマンションだったら、たいていは、バブル期に設定された高額管理会社をやめて、もっと安い管理会社にとっくに乗り換えている。
それは、ファミリーマンションならば、管理組合が、ちゃんと本来の役割を果たしているからだ。
バブリーな管理費をいつまでも払っていられないから、住民みんなが管理組合で話し合って、管理費値下げの交渉をしたり、場合によっては安い管理会社に変更したりしている。
しかし、投資用マンションでは、管理組合がほとんど機能していない場合がある。
バブル期に不動産投資をした家主のひとたちは、全国に散らばっており、かつ高齢化が進んでいるので、管理組合総会にまず出席できない。
というわけで、投資用マンションの管理費は、ずっと泡っぽい金額のまま放っておかれて、家主さんたちも、しょうことなしに支払いつづけている。
うーん、なるほど、そういう理由なのですね。
この記事を書いたブログ主さんは、
どうやらそうした投資用マンションが投げ売りされるときに買ったようでした。
まるで、株の売買にも似ています。
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