僕は6年ほど前から、セミリタイアカテゴリーのブログを読み続けているので、
FIREという言葉は、当時から馴染んでいました。
大半は、節約を重ねてお金を増やし、40代とか50代で、
仕事を辞めてのんびり暮らす、という人が多かった印象。
なので、優雅なFIRE生活というのは、見かけたとしても少数でした。
今日は、エッセオンラインで面白い記事を見つけたので、紹介します。
FIREとは、Financial Independence Retire Early(経済的に自立し、早くリタイアする)の頭文字をつなげたアメリカ発祥の言葉で、日本でも徐々に話題になっています。 一般的な早期リタイアのイメージは、60歳定年を5年早く退職するといったイメージですが、このFIREは、30代、40代などそれよりも早いリタイアを目指すものです。リタイア後は自分の時間を大切にして自分らしい生活することを目標としています。 とても魅力的に思えるFIREですが、これは宝くじが当たったら早期リタイアするといったことでもありませんし、退職前よりも生活水準を上げるリッチなFIRE(Fat FIRE)でもありません。
FIREを目指すためには、節約生活を継続させることが必須条件です。これはFIREを達成させた後でも継続させます。その理由は、手取りの収入から生活費と貯蓄・投資分を分けて、限られた生活費でやりくりする必要があるからです。できるだけ生活費を抑えることで、貯蓄・投資に回すことができるのです。
人生に大きなお金の貯めどきは3回あり、「独身時代」「夫婦共働きDINKS時代」「子どもが独立をして老後を迎えるまで」です。FIREを達成させるためには、この独身時代と夫婦共働き子どもなしのDINKS時代にどれだけ支出を減らし、資産を増やすかがカギとなります。 例えば、独身実家暮らしであれば収入の半分以上は貯蓄や投資に回すといったイメージです。
FIREの目標金額は、年間の生活費の25倍の資産を築くことが望ましいとされています。年間の生活費が300万円なら7500万円が目標額になるでしょう。そして、この7500万円を資産運用しながら運用益と元本を引き出しながら生活します。7500万円を貯めるには、単純計算で年間300万円なら25年、500万円なら15年で達成することができるでしょう。
ただ貯蓄に回すだけではなく、お金にも働いてもらわなければいけません。貯蓄も必要ですが、メインは株や債券などに投資をする必要があります。しかし、投資には大なり小なりリスクが伴います。相場の状況によっては資産が目減りするリスクも考える必要があるでしょう。
また、30代や40代前半でFIREを達成させるためには、25倍以上の資産が必要となるでしょう。そして、それらの年代のライフイベントとして高額な出費が予定される住宅、教育費の問題もあります。その際、住宅ローンは完済もしくは相続した住宅や資産がある、子どもの教育費は貯め終わっている、もしくは子どもは持たないといった選択をして、固定費や教育費などがかからないといった条件が揃うとFIREの実現度も高くなるでしょう。

うーん、このモデルケースでは、夫婦単位でのFIREですが、
僕が見ていたブログは、大半が単身者。
まれに夫婦というのもありましたが、
その場合は、夫婦で価値観を共有していました。
人生いろいろ、FIREの形も、いろいろなのだと思います。
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