資産で食べている富裕層は、配当などの課税は2割で、それ以外の労働収入がなければ、非課税。
また、課税から外されるほどの低所得者も、当然ながら非課税。
で、一番搾取されるのは、その中間にいる圧倒的多数のサラリーマン。
以下は、ランパさんのブログからの引用。
先日、数億円の資産を運用しているリタイア生活者のブログを読んでいたのですが、その人も、国民年金保険料は全額免除になっていることを知りました。
かなりの資産があり、かなりの収入があるのになぁ・・・と、妙な感じになりました。
恐らく、住民税も非課税、健康保険料も7割軽減になっているのだろうと思います。
理不尽なようにも思えますが、ルールはルールですからね。
基本的には税金も社会保険料も累進性ですが、逆進しているところもありますよね。
所得の多い人は選択肢が多く、何だかんだと節税していると思います。
逆に、低所得者は非課税であったり軽減措置によって保護されていますよね。
選択肢が少なく非課税や軽減措置も無いのが、分厚い中間層なのでしょう。
不特定多数を対象とする制度の場合、すべて平等かつ合理的に扱えませんので、妙な部分が出来てしまいます。
全員を平等かつ合理的にしようとすると、制度が複雑になりコストに見合わなくなってくるのでしょうね。
最大公約数となったところで折り合いをつけるため、分厚い中間層がターゲットとなってしまうのだろうと思います。
サラリーマンより収入の多いリタイア生活者なのに、制度的には低所得者に該当する人・・・、どれぐらいいるのだろうか。
うーん、まあ、制度なので仕方がないとは言え、何とも理不尽。
特に、国民健康保険税の負担は、重いですからね。

それが、資産運用だけで食べているタイプの富裕層になれば、7割減免とはこれ如何に?
社畜は疲労困憊で、そうしたことに疑問すら持たず、
持ったとしてもどうにもならんとあきらめて、
今日も重い足を引きずりながら会社に行く、と。
僕も、今は非課税ですが(低所得者のほうのね)、幸せです。
それは、生活費こそ少ないものの、時間がたっぷりあるから。
時間こそが人生、なのですよ。
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