60代になって、何が嬉しいかって、
時間がたっぷりあること。
かつての人生で、
これほど膨大な余白があったことは、ありません。
先日は、朝から、ツェッペリンを聴きまくり。
誰に遠慮がいるでもなし。
ところがこの、僕にとっては天国に思える老後生活も、
人によっては、退屈極まりない日々なのだとか。
これはひとえに、主体性のあるなしの問題。
主体性のない人間にとっては、
雇われ暮らしのほうが気楽だったのかも。
命令されるのに慣れている、
ルーティーン業務に苦痛を感じない、
そうした、非主体的な、
隷属的性質の人は、
膨大な余白が、
恐怖になるかもしれません。

リタイア生活は、
誰にとってもパラダイスでは、
ないのでしょうね。
スポンサードリンク