家系の消滅ということについて考えてみました

僕は独身なので、僕が死んだあとは、その後の墓守はいなくなります。

僕の家の墓は、現在僕が住んでいる町から、車で30分ほどの距離にあります。比較的近いほうだと言えるでしょう。

地方に実家があり、東京などで暮らしている場合は、墓の問題はさらに深刻かもしれません。

その点、僕などは、まだいいほうかもしれませんが、自分が死んだ後の墓のことを考えると、今のうちから少しは対処しておいたほうがいいのかな、と思わないでもありません。

墓には、僕の肉親3人が眠っています

弟は生まれてすぐに死に、母は、僕が高校2年のときに亡くなりました。今、一緒に住んでいる母は、父の再婚相手です。つまり、僕にとっては、義理の母になります。

そして昨年父が他界し、僕自身の本当の肉親は、誰一人としていなくなりました。

昨年、父の遺骨を納骨するときに、墓石業者に依頼して石の蓋を開けてもらいました。そのときに、死んだ母と弟の骨壺が見えました。その横に、父の骨壺を置きました。4人家族のうちの3人が、この墓の中に眠っているのか、と思いました。

年々大変になってくる墓参り

僕自身はまだ60歳手前なので、歩くことは可能ですが、僕の家の墓は小高い山の中腹にあるため、かなりの急斜面の階段を上っていかねばなりません。一応手摺はついていますが、高齢の母には上れません。

母も、死後はその墓に入りたいそうです。つまりその墓に、僕の肉親3人と、義理の母が入ることになります。

そして一人残った僕が、墓守をすることになるでしょう。そんな僕も年々年老いていき、急斜面の階段を上るのはきつくなると思います。

僕は独身で子供もいないし、弟は生まれてすぐに死んだため、他に兄弟もいません。つまり、甥や姪といった存在もないのですね。かろうじていとこはいますが、他人のようなものです。

墓じまいをするにもお金がかかる現実

墓じまいという選択も考えましたが、離壇料などで、結構なお金がかかるようです。離壇料とは、檀家から離れる際の手切れ金のようなものです。坊さん連中も、檀家の囲い込みに必死のようです。

檀家の世話人に聞いたところ、後継者のいない墓には入れないそうなので、そうなると僕は、墓には入れないかもしれません。まあ、今後そのようなルールも、変わっていくかもしれませんが。

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仏教の基本は諸行無常

ただ僕は、この世を生きるということは旅のようなものだと思っているので、成り行きに任せるほかはないと決めています。とりあえず、自分が墓参りをできるうちは続ける、ということは決めています。

そのあとのことはわからないし、考えても仕方がありません。そのような問題は、悩んでも仕方がないと思っています。

ただ、一つの家系が消滅していくという事実に、向き合えばいいだけのことです。

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