100人いれば100通りの人生や幸せの形がある

僕はかねがね、自分が幸せになるには、人と比べる必要はない、と言ってきました。

それは、若い頃の自分が、人と比較してばかりいて、それで苦しみをわざわざ作っていた側面があるからです。

そのことに気づいてからは、ゴーイングマイウェイ。

今朝、そんな人生のヒントになる記事を見つけたので、紹介します。

 「描けない将来」ではなく、「将来を描けない現状」に問題があると認識し、人生設計や人生における決断を世間という外野に委ねないこと。これにつきます。将来は現状の積み重ねですから、目指したい将来があるのなら、それに合わせて現状を変えていく必要があります。

 将来への備えというと、現状とまったく関係のない分野に飛びつく人がいますが、それで現状の延長線上以外の将来を簡単に構築できるほど、人生は甘くありません。

 将来が不安だからと、現在の仕事と関係のない資格取得にお金を投じたり、副業と称して関係のない分野で仕事を開始したり、ということです。こういったケースはほとんどが、単なる自己満足や時間の切り売りとなってしまい、ご自身の将来を大きく変えるきっかけにはなりえません。

 この場合の考え方としては、「現状のままでは不安だし、将来像が描けない」→「だから現状以外のことに活路を見出そうとする」ということになると思われます。

 しかし、こうした考え方をしても、大半は中途半端で終わってしまいます。なぜなら、こうした考え方が現状を大きく変えることはなく、ちょっとした軌道修正で将来を変えようとする試みだからです。

 根本というか、幹の部分を変えず、枝葉だけちょっと変えたところで、本質は変わらないのです。本当に将来が不安なら、現状を大きく変えるところから始めないといけません。

 そもそも、なぜ将来が不安なのかというと、現状の足元が不安定だからです。問題なのは、「描けない将来」ではなく、「将来を描けない現状」です。したがって、現状を大きく変えるということが、将来を変える前提となるのです。

 もう一つ大切なのは、将来の理想の姿は自身で創り上げるということです。何歳で仕事を引退する、または生涯現役でいる。そういった人生の設計は、誰かの理想や考え方を前提として捉えてしまってはいけません。

他人の人生と自分の人生とは違うのです。他人は他人の人生に責任を持ってはくれません。

幸せの形も幸せのつかみ方も人それぞれ

 人生では、自身の経験や、知識に基づいた自分なりの価値観や志に基づいて、歩む方向や、どこまで歩むか、どう歩むかなどを考えるべきなのです。それが本当の意味での大人の人生です。

 人生設計や人生における決断において、外野に踊らされてはいけません。幸せの形も、幸せのつかみ方も人それぞれです。ちょうだいした相談に記載されているようなことを含め、いろいろなアイデアや生き方が世の中で謳われていますが、あくまでも一つの考え方であり、自身にとっての人生の正解であるか否かは、まったく別問題なのです。

 ですから、まずは自分がどんな人生を歩みたいのかを考え、そのなかで仕事をどう位置付けるか、そしてそのために今何をすべきか。そういった流れで、まずは自分なりの人生の正解を見つけ出すべきなのです。

 その際、理想とするすべてを一気に実現することはできないでしょうから、優先順位や取捨選択が求められます。そして当然ですが、その優先順位や取捨選択も、自身の価値観や志に基づいて決めるべきで、他人の真似をする必要はありませんし、真似をすべきでもありません。

 要は、先行き不透明ななかで、「自分の生きるべき理想は自分で考える」ということが問われているのです。100人いれば100通りの人生や幸せの形がある。その当たり前のことが問われているということです。

上記は、東洋経済オンラインからの抜粋です。

まさに僕が考えていることと被ったので、紹介してみました。

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