不幸の大半は、頭の中にあります。
過去への後悔や未来への憂い、など、
今この時ではないもののために、煩わされています。
これに対し、今に、焦点を当てた生き方をしていると、
憂いが消えていきます。
たとえば、料理をする。
目の前にあるニンジンを切る。
その、今目の前にあるのはニンジンであり、それを切ることが、今の作業。
その作業に集中する。
次にジャガイモの皮を剥くときには、そのことに集中する。
絶えず、集中するのは、今。
そのような生き方が板についてくると、
不思議と過去の後悔や未来の憂いなどは、
遠ざかっていきます。
また、そのような生き方が身についてくると、
やりたいことをすぐに実行に移せるようにもなってきます。
なので、やりたいことを先延ばししなくなります。
なぜなら、今、に、集中して生きることで、
有限な人生の本質を知り、
やりたいことがあればすぐに行動しないともったいないと、
自然に思えるようになるからです。
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