他者との意見交換が必要な理由は、
過去記事でも何度も触れていますが、
たとえば、僕は友人のIさんからは、
寛容さの効用、を学びました。
Iさんは結婚経験があり、
僕から見れば、たくさんのことを相手にしてあげたのに、
離婚後は、実にあっさりとしています。
こういうあっさりとした、さっぱりとした性格の人には、
悪霊なども憑き難いのですよ。
そうは言っても、
人間はやはり感情の動物。
世の大半の悲劇は、
感情の暴走から、
起こったりしています。

なので、視点を変えて、
損得で考える、という方法があります。
一見打算的なようですが、
理性を呼び覚ますのには効果的。
他人も、社会も、世界情勢も、
自分の望むようには動きません。
ならば、そのことを考えるのは良いとしても、
悩むのは、損でしかない、と。
また、正義感に駆られ、
他人を裁き、世の中を裁き、していると、
たとえば、政治家の誰それはけしからん、
などと言ったところで、
それで血圧が上がり、心臓にも悪いのは自分のほう。
批判されているほうの政治家は面の皮が厚く、
こちらが悩んでいるときに高鼾で寝ている、なんてことも。
つまり、ばかばかしいことはやめようよ、ということ。
これは、どこかの他人に言っているのではなく、
僕自身に、言っていること、言い聞かせていること、です。
かつてはすごく、感情的な人間、でしたからね。
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