世の中には、実に多くのバカバカしいことがあります。
その、最たるものが、戦争。
戦争には、勝者はなく、不幸しかもたらしません。
で、これはなにも、国家間の争いだけではありません。
受験戦争、出世競争、婚活戦線など、
あらゆるところに競争という名の争いがあります。
僕が、転職が多かった理由の一つが、競争が苦手だったから。
だから、営業成績を競うような会社には、長くはいられませんでした。
でも、営業職でなかったとしても、
上は、つまり、経営者や上司は、
やたらと競争を煽るようなことをします。
つまり、同僚を意識させ、
互いに、あいつに負けるなと、けしかけます。
なぜそんなことをするのか。
競争させたほうが、
上の人には都合がいいから。
これは、家庭内でも起こり得ますよね。
兄弟姉妹を比較し、操ろうとする親がいます。
何が言いたいのかというと、
国家であれ、会社であれ、家庭であれ、
自分の都合で相手を動かそうとする人がいるということ。
この辺りをしっかり見抜いて、
さらに言えば、
自分の中にあるそうした部分からも目をそらさず、
自己を掘り下げていくことが、肝要。
自己の掘り下げに退屈はなく、
広い世界が開けてくるので、
どんどん自分が、楽になっていきます。

楽を極めることを、極楽、と言います。
極楽は外にはなく、自分の内にあります。
そのことに気づくと、
何が大事で何がどうでもいいかも、
見えてきます。
世の中には、
バカバカしいことはやめようよ、
と、言いたくなることがたくさんあることにも、
気づくようになります。
アホらしくてこんな戦争なんかやってらんねえ、
となれば、
世界は平和にならざるを得ませんからね。
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