僕自身は、なかなかのローコスト生活ですが、自分の周りを見回した感想では、裕福な高齢者のほうが多いように思います。
たとえば、昨年5月に辞めたアルバイト先では、僕だけが軽自動車でしたが、他の60代のアルバイト仲間は、エスクワイアやプリウス、に乗っていましたし、年金も、皆、20万円以上貰っていました。
年金は2か月に1度なので、つまり、40万円以上の額を受け取るということ。
まあそのくらいが、だいたい僕の周りの平均かな、という印象。
厚生労働省『平成30年国民生活基礎調査』によると、高齢者世帯(65歳以上の者のみで構成、または18歳未満の未婚の者が加わった世帯)の平均所得は334.9万円。
高齢者世帯の所得階層別分布を見てみると、「150~200万円未満」が最も多く12.8%。公的年金・恩給を受給している高齢者世帯のうち、その公的年金・恩給が家計収入のすべてとなっている世帯が半数以上となっています。 一方で、二人以上の世帯の資産を見ていくと、世帯主の年齢が高くなるにつれて貯蓄額と持家率はおおむね増加。世帯主「30~39歳」世帯をピークに負債額は減少していきます。 また二人以上世帯の貯蓄現在高の中央値は、「全世帯」で1,036万円に対して、「世帯主が60歳以上世帯」で1,515万円と、約1.5倍となっています。 所得は少ないものの、十分な蓄えがある、という背景からか、『高齢者の経済生活に関する調査」(令和元年度)』によると、「経済的に心配ない」とする高齢者が全体の74.1%。老後不安などと騒がれていますが、実際は4人に3人は悠々自適な暮らしをおくっています。
しかし4人に1人は、経済的な不安を抱えており、数にすると900万人ほど、とのこと。
うーん、 今のところ、僕もその900万人の中に入るということなのでしょうねえ。

まあ、僕の場合は、その年金受給にさえ届いていたいので、
さらに厳しい生活ではあるのですが。
ただ、僕の場合、住宅ローンが終わってしまえば、
年金も資産も少ないとは言え、やりくり力がありますから、
経済的な不安はなくなります。
やっぱり、ローコスト生活は強いよね。
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