ローコスト生活の利点は、生活の質を吟味できる点。
何しろ、使えるお金が少ないので、
取捨選択が、厳しくなります。
無駄なものは(自分から見て)、一切買わなくなります。
具体例を挙げると、本。
かつては、年間50冊は買っていた本も、
今では、多くて3冊。
そうして買った本ですら、
やっぱ、要らなかった、ということもある。
手元に残しておきたい本、というのは、
実は、そう、多くはない。
今の時代、必要なものは、
すべてと言っていいほど、行き渡っています。
なので企業は、もっぱら、
付加価値をつけて物を売るしかない。
先日、テレビを見ていたら、
椅子に座りながらペダルを踏む機械を売っていましたが、
1万円以下でも要らねえなあ、と思っていたら、
3万円台後半の値付け。
で、ショッピング番組に出ていた旬の過ぎたタレントが、
これは良い、とか言っていましたが、
あんな機械よりも、椅子に座りながら、エアーぐるぐるで、
自分で足を回していれば、同時に腹筋も鍛えられる、と。
あんなものを買ってもすぐに飽きて、
オブジェになるのは、
目に見えています。
自分の恥をここで晒しますが、
まだ、ローコスト生活をしていなかった頃、
ワンダーコアとかいう、腹筋マシンを買い、
すぐに飽きて、速攻でオブジェになり、
通行の邪魔になったり、

掃除の邪魔になるばかりでしたね。

物欲にとらわれていると、
心がモノに縛られて、
思考に贅肉が付きます。
で、そういう人は自制心が弱いので、
食欲にも負けて、
体にも贅肉が付き、
またぞろ、健康器具やサプリなどを買う、という悪循環。
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