なるべくお金は使わず、知恵を出す

ローコスト生活で質素な暮らしを実践するうえで大切なのは、モノを増やさないこと。

モノを増やさないことの利点は山ほどありますが、断捨離で多大な労力と時間を費やした経験のある人なら、わかるはず。

以前にも書きましたが、物を買うときというのは、僕にとってはよっぽどのとき。

そして、モノを買うときには、必ず、出口戦略を考えて、買います。これは、まあ、株を買うときと一緒ですね。

さて、先日、ノーマルタイヤをスタッドレスタイヤに換えたのですが、タイヤの収納場所は階段下の物入。

これまでは、タイヤを横にして積み上げ、実はその下に、食器類の予備品を入れた衣装ケースを置いていたのですよ。

しかしそれだと、タイヤの重みで衣装ケースが圧迫され、引き出しを抜くこともできませんでした。どうせ、食器の予備品だからいいか、と思っていたのですが、何か工夫はできないか、と。

そこで、今回はタイヤを立てて収納したのですが、その上の空間を利用するためにも、ツッパリ棚でも買おうかな、と、久し振りにモノの購入を考えたのですよ。

でも、ここで、待てよ、と。

何か家にあるもので、代用できるはずだとの思いが湧き、そこで閃き、かつて使い、今は使っていない、トレーニング器具が使えそうだということに。

タイヤをまたぐようにして置くことで、上の空間が使え、衣装ケースの引き出しも楽に動かせ、予備用の食器も簡単に取り出せるように。

うーん、上手く収まってくれました。この赤いトレーニング器具は、ディップス用で、主に大胸筋下部を鍛えるものですが、今は、筋力もさほど必要なく、使っていませんでした。

かつて、ビジネスホテルで働いていた頃は、夜一人でベッド移動などという作業もあり、ベンチプレスで、70キロは、挙げるトレーニングもしていました。

何でもお金を出して解決しようとはせず、創意工夫で乗り越えようとするようになるので、人間の幅ができるというか、引き出しが増えます。

で、そういった節約や知恵や工夫が楽しいと思えるようになれば、これは、遊びになるし、ゲームをしている感覚。

なるべくお金は使わず、知恵を出すと、こうなっております。

スポンサードリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする