残りの人生、大半がステイホーム

通勤というものから解放されると、住む場所は、別に駅の近くでなくてもいいわけです。 

僕の家は、というと、二つの駅のほぼ中間にあり、片方の駅には歩いて12分、もう片方の駅には歩いて16分。

今では、電車に乗ることもほとんどなくなりましたけど、ね。

コロナで、ステイホームと言われ続けた中で、セレブなどが広い自宅からネット配信したりしていましたが、部屋もいっぱいあって、庭も広くて、プールもあって、などという環境では、ステイホームも全く苦にはならないでしょうね。

一方、ワンルームマンションや一間のアパートなどでは、ステイホームは、息苦しいばかり。

僕も、都内や神奈川県などを、転々として過ごしていた20代では、だいたいが狭いアパート暮らしだったので、その息苦しさや、騒音問題などは、よくわかります。

実は、僕の家の近所でも、子供たちの遊び声が聞こえるときもあります。

ただ、そんなに長い時間ではありませんね。

僕が少しだけ気になったのは、この時期、窓を開けていることが多いのですが、隣家に、孫が来ていた日があったようで、その日だけは、孫の声が響き渡っていました。

ああ、子供というのは異様にテンションが高いのだなあ、と、その時は、思いましたが、別に不快ではありませんでした。

むしろ、しみじみと、ああ自分は、孫もいない、子もいない、妻もいない、独り身で、静かに暮らせてよかったなあ、と、思ったくらい。

で、話を戻すと、セレブの豪邸は特別な例外としても、親の介護で建て替えたとはいえ、

まだ築8年の我が家は、ときどきは、一日中外に出ない日があっても、ストレスを感じない程度の広さと快適さはあります。

齢62の僕にとって、これは実にありがたい話。

なぜなら、これから、年を取るほど、家にいる時間が長くなるから、です。

ほんとに、残りの人生、大半がステイホーム、なのですよ。

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