テスターは、一台で電圧や抵抗、電流が計れる、便利な計測器です。
必ずしも、必要なものではないのですが、あると便利です。
テスターによる測定は基本的に
①テスト棒の赤プラグを+入力端子に、黒プラグを-入力端子に差し込む
②測定レンジを合わせる
③測定部位にテスト棒を接触させる
④目盛板から切り替えつまみの測定レンジに合った目盛を確認し、電流計の指針が示している数値を読み取る(デジタルテスターの場合は表示板から数値を読み取る)
の4ステップで行います。過大な電流や電圧がかかると故障の原因になるため、測定値が予想できない場合は、どのモードであっても最大レンジから測定を開始し、様子を見ながらレンジを下げるようにします。

交流/直流電圧の測り方
プラグを差し込んだら、レンジ切り替えスイッチを交流/直流電圧モードに切り替えて、想定される電圧レンジを選びます。その後、測定対象の-側に黒のテスト棒を、+側に赤のテスト棒をそれぞれ当てます。
プラグを差し込んで、レンジ切り替えスイッチを抵抗モードに切り替えたら、テスト棒同士を当ててゼロオーム切り替えスイッチを回し、指針を0Ωの位置に合わせます。
合わせ終わったら測定対象の両端に赤と黒のテスト棒を当てます。必ず測定対象の電源を切ってから測定しましょう。
直流電流の測り方
プラグを差し込んで、レンジ切り替えスイッチを直流電流モードに切り替えたら、測定対象の+側に赤のテスト棒を、-側に黒のテスト棒をそれぞれ当てます。なお、アナログテスターは交流電流を測定できません。
一般家庭で、電流や電圧を計る機会は少ないと思いますが、あると便利な装置ですよ。
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