部屋が散らかっていたり、モノがありすぎると、
どこに、何があるかが、わかりません。
そのため、探し物にやたらと時間がかかったり、
探しても見つからずに、また、同じものを買ったり、
買った後に、大概出てきたりして、
必要のないものの二度買いもある、と。
実はこれ、前職のホテル勤務時代での経験。
ホテルの備品は、家庭の比ではありません。
膨大な数の備品、さらには道具、部品。
それらが、乱雑極まりない状態で放置されていたのですが、
誰も、片付けようとはしませんでした。
たまりかねて、重い腰を上げたのが僕。
僕自身、掃除も片付けも得意ではなかったのですが、
やむにやまれず始めて、片付け終わったときには、
社内での評価が上がっていました。
で、僕の話はそのくらいにして、

人生で、探し物に費やす時間は、膨大。
その時間、イライラするし、焦るし、
血圧も上がるしで、意味のないマイナスの時間。
ただでさえ、有限の人生。
汚部屋で探し物をしている時間、
そのイライラを募らせている時間、
生命力を蝕んでいる時間、
それが、人生の錘となっているわけで。
モノを探す時間の無駄、
そして、その労力の不毛さ、
そうしたことが腹に落ちてわかれば、
断捨離への意欲も、明確となります。
迷ったら、捨てる。
捨てていいのはモノであって、
モノを溜め込むことで失う、
貴重な時間こそが、
人生の質を決める構成要素。
良い時間、良い空間、こそが、
豊かな生活だと、思っています。
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