心の磁石が北を指す(北海道に呼ばれた男)

人は、いろいろなものに呼ばれます。宗教的には、コーリングと言いますが、召命とも言いますね。

今日放送された日曜美術館で、洋画家の相原求一朗をやっていたのですが、彼は戦争で満州に行き、その後帰国して、紆余曲折があり、北海道に呼ばれました。

北海道の冬の景色にこだわった相原求一朗

呼ばれると言えば、今日の日曜美術館では、高橋という名字が3つ集まりました。まあ、司会の高橋美鈴さんはレギュラーだとしても、ゲスト二人が、ともに高橋姓で、なんだか不思議でした。

招集により足かけ5年に渡る兵役生活を経験し、多感な青春期に重なる4年半過ごした満州の広大な大地が、のちの画業にも影響を与えることとなる相原の原風景となりました。満州を思い起こさせる北海道の大自然をモノクロームの色調で抒情的に描きました。

下の絵は、相原求一朗の最後の作品となった「天と地と」。


相原求一朗の回顧展で心を遊ばせるh

最晩年まで続いた北海道風景の連作は、「風景画」という枠を超えた一種の心象風景であり、その画面は自然を対象としながらも人間の心情とつながる詩情をも感じさせるものとなりました。

スポンサードリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする