被害額は平均で2800万円

まだ記憶に新しいジャパンライフの詐欺。

高いもので数百万円する磁気治療器のオーナーになれば、そのレンタル収入によって年に6%の高い配当金を得られるとうたい、高齢者を中心に出資を募っていました。

被害者は高齢者を中心に全国でおよそ7000人に上り、1人あたりの被害額は平均で2800万円

以下は、騙された人の一例。

 埼玉県川越市に住む○○さん(75)は10年ほど前、知人に紹介されてジャパンライフへの出資を始めました。

 元本が保証される上、毎月配当が支払われるといううたい文句に当初は疑問を感じたということですが、セミナーなどで山口元会長から出資を強く勧められたほか、実際に配当が振り込まれたことなどから信用してしまったということです。

 ○○さんの出資額はしだいに膨らみ、10代から貯めていた定期預金などを含む全財産、およそ1億円に上りました。

人は、一度はまりだすと、際限がなくなる場合があります。

たとえば、カルト宗教。

僕が、かつて属していた幸福の科学では、1000万円のお布施をすると、植福菩薩という称号が与えられ、称賛の的でした。

何と、信者さんの中には、この、1000万円のお布施を繰り返す人がいたのです。

一度で終わりではないんです。

何度もこのお布施を繰り返し、中には、一億円近くをお布施した婦人を、僕は知っています。

本人の自由意志、ということになっていますが、お布施を誘導されている事実は、否めません。

宗教と詐欺商法を一緒にするな、という声もあるかもしれませんが、一つのことにはまり込むと状況が見えなくなる、という点では一緒だと思うのですが。

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