幸福とは友人をはじめとした人間関係にかなり左右される、と言った人がいます。
「ある人々の幸福は、彼らとつながりのある他の人々の幸福に左右される。このことから、幸福を一種の集団現象と見なすことができる」
「幸せな友人が一人増えるごとに、私たちが幸せになる確率は9%ずつあがり、反対に不幸せな友人が一人増えるごとに、私たちが蓄積した幸福量は7%ずつ減少する」
まるで、年金の繰り上げ受給と繰り下げ受給のような増減の%です。
つまり、幸福な友人を一人でも多く持てば、それだけ幸福度は上がるという話。
逆もまた真なりで、不幸な友人を一人持つごとに幸福度は下がります。
これは、よく考えればその通りで、
人間に必要なのは、住むところと食べるもの、そして良き友人、です。

勿論、友人のところを妻や子に置き換えても構いませんが、それだと責任が生じます。
友人とは違い、フラットな関係ではないですからね。
まあ、配偶者とはフラットでしょうが、子供は庇護すべき存在。
そういう意味では、とても良い相性であれば、配偶者を持つのも有りです。
ただ、友人ほどには距離を取ることができない点が、難しいところかもしれません。
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