今日は夕方、お風呂に入っていているときに、雨の音を聴きました。聴くとはなしに聴いていたのですが、とても心地よかったのです。
お風呂の温度は、母の好みでいつもぬる湯にしているのですが、確かにぬるいお湯のほうが長くつかっていられます。リラックス効果も、熱いお湯よりも高いかもしれません。
雨音を通して自然を感じる
同じ雨の音と言っても、豪雨では、心地よいというわけには行きません。ちょうど心地よく感じる雨脚の強さというのでしょうか、しとしとと降る雨から、もう少し勢いがあるくらいのレンジが、ちょうど良いように思います。
雨音を聴いていて、心地よく感じていたときは、自然が自分の中に入ってきて、一つになったような気持ちがしました。そのような感覚は、飽きることなくいつまでも心地よいのです。
快楽とは違う心地よさ
この世には、刹那的な快楽や、刺激性の強い快楽がありますが、そうしたものは、本当の喜びからは遠いように思います。どうも僕は、そのような快楽が苦手です。
このところ晴れの日が多かったので、夜には月が良く見えました。最近、満月を何日か続けて見ましたが、月を見るのもとても心地よいですね。
とりわけ、満月は月あかりがくっきりと強く、見とれてしまうときがあります。昨夜は、NHKで2時間ほど、クラシックコンサートをしていて、メシアンの交響曲が流れていました。
それを聴きながら、マットの上で自分なりのストレッチ体操をしていたのですが、そのときにブラインド越しに見るとはなしに満月を見たのです。その満月の綺麗なこと、そして、心地よい音楽、僕は思わずストレッチを中断して、マットの上で、しばらく月を見ていました。
雨の音、満月、そうした日常の中で触れるものの一つ一つが、神秘に満ちていると感じる今日この頃です。
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