焦ったり、せっかちだったりしてよいことは、あまりありません。
若い頃は、それなりに、誰しもが焦ったり、ことを急ぐのは理解できます。
僕自身も、焦ることが多く、せかせかしていたことは多かったです。
でも、年を取るにつれて、落ち着いてゆっくり行動することの価値を強く感じるようになりました。
落ち着いて、ゆっくり行動していれば、つまらないケガをすることが格段に減ります。
また、車の運転の際にも、焦っているとろくなことがありません。
車の運転のときにこそ、仮に急ぐ時であっても、落ち着いて行動すべきです。
僕の前職のアルバイトは、とある施設の警備員でした。
警備員としては、わずか4か月ほどの勤務でしたが、なぜその仕事をするようになったのかを内省したときに、自分に慎重になるように、との導きなのだと思い至りました。
もう、その仕事を終了している僕ですが、その仕事を縁として、慎重さが増しました。
また、行動そのものも、意識的に、ゆっくりと行うようになりました。

ゆっくりと行動すると、内面の喜びを嚙み締める余裕が生まれます。
その深い、今に在る、今に在って行動しているという実感が、増しました。
これは、ややスピリチュアルな話になりますが、実は過去も未来もなく、常に、今、だけがあるという事実を、深く認識することにもなります。
常に今だけがある。
だから、焦ることや、せかせかすることは、その今を、今という宇宙を、毀損することになるのです。
そのことに気づいている今は、意識的に、落ち着いてゆっくり行動することにしています。
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