死ぬときは、一人

葉室麟さんの小説、蜩ノ記は読んでいないのですが、映画のほうを先日見たのですよ。

あ、もちろん、図書館で借りてきたやつね。

で、いわれのない罪で汚名を着せられ、だけど藩としての大事な仕事を任せている関係で、10年の時間を与えて、

10年後の死を、前提にして日々を生きる、という話なのですが、

凛として咲く花の如くの人生を見た思いがしました。

お国のために死んで行った特攻隊も、死を覚悟しての短い人生でした。

死を、美化するつもりはありませんが、

死に向かい合うことで、生が見えてくる側面はあると思うのですよ。

僕は、適度な田舎の町の一人暮らしなのですが、

やがて年を取り、外に出る機会も少なくなり、部屋で一人で死ぬ、

あるいはまた、病院の一室で死ぬ、のかもしれません。

あるいは、それ以外の死かもしれませんが、

いずれにせよ、死ぬときは、一人。

生まれてきた時も、一人ですからね。

死に向かい合うことで、人生が見え、自由が見えてきます。

だからこそ、明日ではなく、今日一日が、尊いのです。

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