35歳までは、暗闇の中を歩いていました。
それは、この世的に言えば、まったく仕事の見通しが立たなかったことが、原因です。
当時は、今ほど、多用性が容認されておらず、いい年をして働いていない人間は、プータローと呼ばれて、蔑まれていました。
まさに僕が、そのプータローだったわけで、もう、どん詰まりの状態の35歳でした。
ただ、突然、歌舞伎の回り舞台のように、35歳のときに、状況が変わったのです。
当時、統一教会の洗脳からはまだ抜け切っておらず、逃げ出して8年たってもまだ悶々とした状態だったのです。

その状態で、職を見つけても長く続かず、という、八方ふさがりの僕でしたが、35歳のときに、人生が急展開。
良いほうにね。
ビル管理会社に入社することができ、そこから生活は一気に安定しました。
生活の安定と心の安定が両立した、幸福な日々の始まりでした。
そして結局、そのビル管理業界で、一度転職はするものの、足掛け20年にわたる職業生活を送ることになったわけで、まさに、あの35歳こそが、人生の転換点であったと、今でも思っています。
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