老子の言葉に、以下のものがあります。
知っていても知らないと思うのが最上で、
知らないのに知っていると思うのが欠点である。
いったい欠点を欠点として自覚するからこそ、
欠点も欠点ではなくなるのだ。
無為の聖人には欠点がなく、
己れの欠点を欠点として自覚するから、
かくて欠点とはならないのだ。
僕は若い頃は自惚れが強く、
井の中の蛙、でした。
要因はいくつも考えられますが、
すべては未熟だったことが原因。
世の中でフルボッコに遭い、
何度も打ちのめされ、
その度に立ち上がり、
学びました。
痛みがないと、
身に沁みないのですね。

ただ、年と共に学び、
痛みを通して学ぶばかりの人生から、
自分を俯瞰し、
自分から離れて学ぶすべも、
身に付けました。
身に付けようと思って身に付けたのではなく、
自然に、できるようになった、
と、言うべきかもしれません。
今は、我以外、皆、師なり。
週に一度、
小学4年生に勉強を教えていますが、
彼らからも、
学ぶことは多いです。
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