まあ、これは、逆転の発想でもあるのですが、
僕のように、お金もなく、家族もなく、
60を過ぎてなお、住宅ローンを支払いつつ、
アルバイト暮らしをしていると、
失うもののない快適さ、というのがあります。
ぶっちゃけ、あとは、死ぬだけ。
なので、せめて、後悔のないように生きたい。
思っているのは、それだけ、です。
シンプルで、単純でしょ。

このシンプルさがいいんですよ。
で、何の話でしたっけ。
ああ、そうそう、これが下手にそれなりの資産とか、お金を持っていたら、お金が無くなる恐怖、お金が減っていく恐怖、というものにとらわれたりします。
そうすると、せっかく持っているお金も使えなくなってしまい、人生を楽しむことができません。
ところが、僕のように、住宅ローンを支払いながらのアルバイト生活だと、単純素朴に生きていくことができます。
つまり、自分のできる範囲で楽しむことができるようになる、ということ。
山歩き、散歩、サイクリング、図書館から借りた本を読む、など、みんなタダでできること。
しかも、こうした、タダでできることほど、実は、内面の満足度が高かったりします。
たとえば、ゾゾタウンのあの人、名前は忘れましたが、バカ高い絵を買って自慢してましたが、僕から見ると、ゴミのような絵。
あんな絵よりも、自然界のほうにこそ、美しいものがあるよ、ということ。
近場の川歩きだけでも、あの絵以上の、というか、そんなものとは比較にならない輝き、美、が、あるのが、わかります。
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