勝つ事ばかり知りて、負くること知らざれば害その身にいたる

人生は長いようで短く、短いようで長いもの。

そんなマラソンのような人生を生きるには、

座右の銘となるような言葉が必要。

僕が座右の銘としている言葉の一つが徳川家康のもの。

僕が尊敬する徳川家康も、

こんなことを言っていましたね。

人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし。急ぐべからず。

不自由を常と思えば不足なし

こころに望みおこらば困窮したる時を思い出すべし。

堪忍は無事長久の基、いかりは敵と思え。

勝つ事ばかり知りて、負くること知らざれば害その身にいたる。

おのれを責めて人をせむるな。

及ばざるは過ぎたるよりまされり

うーん、さすがは苦労人。

空腹は、食い過ぎより、まされり、と。

美食を好んだ秀吉は短命で、

粗食を愛した家康は長生きでした。

短気だった信長は殺されました。

短気は損気であり、

美食と過食は、病気を生みます。

また、急ぐべからず、や、堪忍は無事長久の基、いかりは敵と思え、も、胸に沁みます。

慌てるとろくなことはないし、辛抱することで身の安全が保たれ、怒りは身を亡ぼす、と。

これなどは、せっかちで短気だったかつての自分に戒めた言葉。

また、勝つ事ばかり知りて、負くること知らざれば害その身にいたる、も、

慢心しやすい心を戒めるには最適なアドバイス。

おのれを責めて人をせむるな、も、

自己責任の原則に、立ち返らせてくれます。

大局を見据えたバランス感覚、こそが家康だと、思います。

家康からは、肝心なことを、学ばせてもらいました。

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