普通になろうとして不幸になっていくというジレンマ

消費者の消費能力を増大させるためには、

彼らに休息を与えてはならない。

消費者を、常に騒然としていて、

刺激が枯れない状態
と、

疑念と欲求不満の状態にとどめておくために、

絶えず新たな誘惑にさらす必要がある、

と、言います。


もう、すでに他界しているバウマンですが、

その著作物が示すものは、概ね的を射ています。


テレビを見ても、

ネットを見ても、

刺激だらけ。

刺激、刺激、刺激。

そして、常に、

他人との比較に晒されています。

比較、比較、比較。


そして、あの、「普通」という、

わけのわからない単語。

普通、という言葉で他者を操り、

自分も不自由になっていく。


そしてみんな、

普通になろうとして、

不幸になっていくというジレンマ。


静かに暮らしていれば、

消費から遠ざかることができるんですけど、ね。

スポンサードリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする