若い頃には、誰でも、自意識過剰な時期があるもの。
僕もそれは顕著で、自分は特別な存在だという思い上がりもあり、
それが、過剰な自意識となり、
人の目を気にする人間の出来上がり。
で、その過剰な自意識と自分の実態との乖離から、
社会に馴染めず、会社にも長くは勤められず、
自己憐憫で呻吟する日々。
あのままの自分でいたなら、
どうなっていただろうと思わせるような、
記事を見つけたので紹介します。
以下は、その抜粋。
長男は高校生のときに不登校となり、そのまま20歳を迎えました。20代から30代の頃はアルバイトをしていたこともありますが、いずれも長続きしなかったそうです。
「アルバイトすらまともにできない…。自分はなんて駄目な人間なんだ」
30代後半を過ぎた長男は、両親の前で嘆きました。すっかり自信を失って社会との接触を避け、家の中にひきこもるようになってしまったそうです。
父親は5年前に死亡。長男には兄弟姉妹はいません。現在、長男は高齢の母親と2人でひっそりとした生活を続けています。
うーん、僕も兄弟姉妹のいない天涯孤独者なので、
この長男のようになっていた可能性はあります。

当時の僕は、視野が狭く、
息苦しい毎日でした。
僕の場合は、奇跡的に、35歳のときに、
長く勤められる会社に入れたので、
社会的な自信喪失は、回復することができました。
それと同時に、自分で稼いで暮らせるという、
生活者としての自信も徐々に付いていき、
立ち直っていくことができたのだと思います。
あのまま立ち直ることもできずに、
この長男のようになってしまった可能性もあり、
深く考えさせられました。
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