東京暮らしに辟易し、生まれ故郷に帰る人がいます。そうした人たちが最も心配するのは、地方での就職口です。
確かに大都市に比べれば、求人は少ないし、年収も低くなるでしょう。
しかしですね。生活費という別の尺度で考えると、田舎のある人は、自分の故郷に帰るのも悪くはないんじゃないでしょうか。
もちろん、事情は人それぞれで、田舎には絶対帰れない、という人もいるでしょうし、帰ったとしても居場所がない、という人もいるでしょう。
でも、運良く帰れる人は、そこで、人生を再建することができる時代だと思っています。
人生を再建することができる時代
たとえば、僕が以前、飯田橋の英会話カフェで話した人は、地元の九州に帰って、結構ハッピーにやっていました。
Uターンして、年収は200万円になったけど今のほうが楽しいと言ってました。「近所の農家から野菜や米をもらって生活しているから、おカネもそんなにかからない」とのことでした。
一方、年収が400万円あっても、都心に住んで高い家賃を払って毎日コンビニ弁当を食べているのだとしら、あまり幸せじゃあないでしょう。
まあ、数字だけでは、どちらが豊かかは比べられません。
住居費と教育費が高い都心の暮らしと、住居費がゼロ、もしくは非常に低く、教育費にもお金を掛けずに済むならば、僕は田舎のほうに軍配を上げたいですね。
まあ、教育費にお金をかけないなんて、一人ものだから無神経に言えることかもしれませんが。
学歴よりも、金を稼ぐ力
でも、今の時代、必ずしもいい大学を出ても、いい人生が送れるとは限りません。高学歴プアのほうが、低学歴プアよりも、傷は深いように思います。
下手に高学歴など付けたら、プライドが邪魔したりして、生きづらくなるような気がするんですよね。
僕などは高卒ですから、馬鹿にされても平気です。でも、不思議と、馬鹿にされても平気だという人は、全然馬鹿にされないんですよね。なめられちゃいけねえと、力んでいる人のほうがバカにされます。
まあ大切なのは学歴でも看板でもなく、「金を稼ぐ力」です。

老若男女関係なく、稼ぐ力のある人は頼もしいです。そういう人は、一人でも生きていけますからね。
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