厚生労働省の『国民生活基本調査』によると、世帯主が50代の世帯の貯蓄額は260万円も少なくなっている、とのこと。
理由を言いましょう。
税金と社会保険料が増加しているため、手取りが減っていると、こうなっております。
で、額面700万円の方でしたら、15年前と比べて、手取りが50万円減少しているそうです。
もし、税金や社会保険料が増えなかったら、15年×50万円=750万円が貯蓄できたわけです。
年収700万円と言えば、会社員としては、ほぼ勝ち組のレベル。
まあ、中流どころ。
その中流が、税金と社会保険料の増額の直撃を受けている感じですね。
日本は、人口が減っていきますから、企業が稼いで多額の税金を納めてもらうしかないんですね。
でも、その中核で働く正社員、いわば、中流の人たちが、搾取されていたら、彼らも、ますます財布のひもが固くなると思うのですよ。
で、下流老人をはじめとした、非正規雇用の人たちも、消費に回すお金は少ない。

うーん、やはり庶民は、自分の身は自分で守るしかないかな、と。
これからの暮らしは、質素な生活が主流じゃね、と、思うのは僕だけではありますまい。
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