金融広報中央委員会が運営しているサイト「知るぽると」が2016年に調査した結果によると、国民のうち、全体の三割が金融資産を持っていないということになっています。
確かに、お金に困って闇金に手を出す人がいるくらいですから、この数字は頷けます。
リボ払いに頼る人も多いと聞きますし、生きるために借金せざるを得ない人は、僕の知り合いでもいます。

ただ、僕が懸念するのは、一度借金癖がついてしまうと、お金を借りることへの抵抗感が薄れる点です。
僕などは、住宅ローンこそありますが、金利は、0.775と低く、着実に返済しています。
つまり、時の経過とともに、住宅ローンは少なくなっていくわけです。
ところが、借金癖のある人が借金漬けになると、容易には抜け出せません。
金融試算を保有していない人の割合が三割にのぼる一方で、一世帯あたりの金融資産保有額の平均は1078万円と、一千万円を超えているわけです。
で、注目すべきは、平均値ではなくて、中央値。
そこで、中央値を確認してみると、30代で約170万円、40代で約200万円、60代では、約650万円となっています。
僕は、と言うと、60代。
まずは、この中央値を目指さないとね。
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