1億円以上の資産を持つ人を、仮に億万長者だとするなら、実は、億万長者は、身近にいるのかもしれません。
たぶん、あなたのすぐ隣にもいますよ。
たとえば、この人、ロナルド・リードのような人。
1922年、アメリカのバーモント州ブラトルボロで生まれたロナルド・リード。彼は地元のバーモント高校を卒業した後、第二次世界大戦に、行きます。
やがて第二次世界大戦が終わり、彼は地元のバーモント州で、兄とともに自動車修理工として働きました。
しかし、その工場は他社に売却され2人は職を失ないます。
ロナルドはその後、大手デパートで掃除夫やガソリンスタンドの店員として働きました。
そして彼は少ない給与でもコツコツと真面目に働き、倹約質素な生活を続けていました。
彼の死後、遺産分与に関する遺言状が弁護士に託されましたが、彼の職業や収入から考えると、その遺産は当然微々たるものだと思われました。
しかし、実際には、ロナルドが所有していた株式の束を確認したところ、なんと彼の資産は800万ドル(約9億610万円)にもなっていたのです。
その遺産はロナルドの遺志に従い、ブラトルボロ・メモリアル病院に480万ドル(約5億4300万円)、ブルックス図書館に120万ドル(約1億3500万円)が寄付され、残りは親族や友人に分けられました。
もう一度言いますが、ロナルドの職業は自動車の修理工やガソリンスタンドの店員です。
あるいは、日本人であれば、本多静六なら、知っていますよね。
僕が住む埼玉県が生んだ偉人です。月給の4分の1を天引き貯金して、財を成した人です。
実は、僕の職場のアルバイト仲間にも、億万長者がいることが判明しました。
預貯金や株式などの金融資産だけでなく、アパートも3棟所有しており、

かなりのキャッシュフローがあるようです。
そんな立場でありながら、僕と同じ、時給1000円のアルバイトをしています。
その人を見ていると、生活のために働いているのではなく、体力維持のために働いているようです。
生活のために働いている人ばかりではなく、億万長者でありながら働いている人もいるよ、という話でした。
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