フロー依存の脆弱さと個人経済について

コロナ騒動で、様々な分野に影響が出ていますが、僕が感じたのは、フロー依存経済の脆弱さ。

たとえば、西田敏行が直訴し、昨日は、テレビで、梅沢が吠えていましたが、確かに芸人だけの問題ではなく、それを取り巻くスタッフにも及ぶ話です。

そして、その規模が大所帯になればなるほど、フローが大きく、そのフローが止まったときの影響は甚大です。

一方、学校にパンを納入していた個人商店のパン屋さんが同じく経営危機に陥ったとき、卒業生の一人がツイッターで支援を呼びかけただけで、善意の人が押しかけて、経営が上向いた話も、テレビで見ました。

こちらは、フローの規模が小さいことが幸いして、善意の人々の押しかけだけで、経営が持ち直したわけです。

さて、「フロー」というのは、モノやお金の流れを示す概念です。

もっと具体的に言うと、ある一定期間の間に流れたモノやお金の量ということになります。

これに対して「ストック」というのは、ある時点において、フローの結果として蓄積されたモノやお金の量のことを指しています。

フローとストックの話はよく、バスタブに溜めるお湯に例えられますが、蛇口から流れ出ているお湯の量がフローで、その結果、バスタブに溜まったお湯の量がストックです。

で、フローが大きいと、いかにもお金持ちのように見えますが、今回のようなことがあると、実は、ストックがいかに大事かが、わかりますね。

これを、個人レベルで考えてみると、一般的なサラリーマンであれば、給料の額がフローで、預貯金がストック。

そして、失業した時に、モノを言うのがストック。

ストックが大きければ、かなりの期間、持ちこたえられますからね。

ただ、ストックの吐き出しだけでは、いつかは底をついてしまいますから、やはりフローも重要です。

今回のコロナ騒動で、普段のフローが大きい人は、それが止まったときは大変だなあ、と、思った次第。

その点、こじんまりと暮らしている低支出生活者は、今回のような非常事態時には、生存能力が高いと、言えるかもしれません。

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