金融広報中央委員会が2018年11月9日に発表した「家計の金融行動に関する世論調査」の[単身世帯調査]によると、
一人暮らしの人のうち、20代~60代まで、貯蓄が1000万円以上あると答えた人の割合は以下のようになっています。
●20代・・・2.9%
●30代・・・17.5%
●40代・・・28.9%
●50代・・・42.6%
●60代・・・52.8%
うーん、50代、60代と年齢が増えるごとに、貯金額も増えていますね。
ちなみに、二人以上世帯の場合は、上記よりも高くなっています。おひとり様は、預貯金においても少ない、ということでしょう。
もっとも、普通に過不足なく働いて、しかも結婚していなければ、子供にかかる費用がないわけですから、2000万円くらいは持っていても不思議ではありません。
しかしそこが人生、そうは問屋が卸さなかったりします。
僕の場合は、親の介護で、定年前に離職していますし、それ以前には、カルト宗教に散財しています。
ただ、カルト宗教での体験も、今の自分の肥やしになっているし、親の介護も、親との関係をさらに深める良い体験でした。
なので、マイナスには、まったく考えていません。
そもそも、あの世にまでお金は持って行けないので、生活するに困らないだけあればよいので、むしろ、体験こそが、人生の醍醐味だと思っているからです。

で、多くの人が、1000万円を一つの貯蓄目標にする気持ちもわからないではありません。
区切りのいい数字ですし、何かあったときに慌てずに乗り越えることができる金額なのかもしれません。
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