金融資産の平均値が最大になる60代でも

実は、金融資産の平均値が最大になる60代でも、 その金額は1630万円。

これは平均値ですから、富裕層が引っ張り上げている値。

実態に近いのは中央値。

その 中央値だと650万円。

この金額を聞くと、60代の僕などは、少し安心するという感じ。

つまり、貯蓄の平均値を見ても中央値を見ても、

ほとんどの人間が例の2000万円などという、

巷間に流布されるところの金額には届いていないことになります。

まあ、だからこそ、あれだけ大騒ぎにもなったのでしょうね。

で、この中央値あたりに犇めく人たちというのは、日本人口の7~8割が相当するわけです。

それなりの年収がある人でも、子供にかかる教育費と、家を買ったら住宅ローン、賃貸暮らしでもそれなりに住居費はかかるので、老後生活に辿り着くころには、へとへとの状態。

でも、これまでの人たちは退職金という最後の切り札がありましたが、これからはその退職金も当てにできないどころか、そもそも終身雇用自体が危うい状況。

これからは、組織に依存せずに資産形成していく時代ですね。

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