5人に2人は手取り20万円以下

僕は定年を前に介護離職したのですが、

最高年収でも、500万円には届きませんでした。

でも、休みも多かったし、有休は好きに取れたしで、

まったく不満はありませんでした。

そうした中、ロスジェネ世代の厳しい現実を知りました。

厚生労働省『賃金構造基本統計調査』によると、2000年大学卒、今年44歳を迎えた人たちの平均初任給は男性で19万6900円、女性で18万7400円。この年、大企業に就職ができた勝ち組会社員(従業員1000人以上企業)の初任給は男性で19万9000円、女性で18万7100円。一方、中小企業(従業員10~99人規模)は男性で19万3700円、女性で17万8700円。今では至る所で意識せずにはいられない格差が、それほどでもなかった時代。大企業だろうが、中小企業だろうが、就職できればそれで御の字、といったところだったでしょうか。

国税庁『民間給与実態統計調査』によると、2000年、会社員の平均給与は461万円。その後、2013年までの間、前年を上回ったのは、2007年(前年比100.5%)、2010年(前年比101.5%)の2度のみ。そのほかは、毎年前年の平均給与を下回るという、なんとも希望も夢もない時代を、今年44歳の人たちは過ごしていったのです。ちなみに最新の2019年の平均年収は436万4000円。2000年当時と比べて、94.7%という水準です(関連記事: 『戦後70年…会社員の平均年収の推移』 )。

厳しい就職活動を勝ち抜いたと思ったら、ITバブルの崩壊、そしてリーマンショック。震災後、アベノミクスで格差が助長されたと言われていますが、多少上向きになったかと思えば、このコロナ禍……「良い時代なんてなかったよ」という嘆きもうなづけます。 そんな今年44歳ですが、厚生労働省『令和2年賃金構造基本統計調査』によると、手取り給料20万円以下(額面26万円以下)の割合は実に40.1%。5人に2人は手取り20万円以下というなか働いています。

このような厳しい経済状況の中、生き抜いてきた世代。

マネーリテラシーが高い人も多いです。

その一方で、貯金も投資もできない人もいるのではないでしょうか。

やはり、高齢者への福祉を多少切り下げてでも、子育て世代への恩恵を厚くすべきです。

そうでないと、今の中高年は、やり切れませんよ。

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