自らの貯蓄額に不安を抱く人が増え、
そうした不安は還暦や定年を見据えた50代になるとより深まる、
という話を、聞いたことがあります。
今朝見た、マネーポストが、まさにそうした内容でした。
『年齢別平均貯蓄額』の表によると、50才代の平均貯蓄額は「924万円」とある。が、その内訳を見てみると、「金融資産非保有(貯金ゼロ)」の人が41%いる。次いで、「100万円未満」の人が10.4%。つまり、50才代の51.4%の人の貯蓄額が100万円に満ちていないのだ。
そうした現状についてタケイ啓子さんに聞いた。
「平均値を含む貯蓄700万~1000万円未満の層はわずか5.6%。一方、1000万円以上の貯蓄がある層を合計すると20.2%。一部の高額資産保有者によって平均値が底上げされており、平均値と実態に大きな乖離のある状況といえます」
つまり、50才代の貯蓄額の平均は924万円ながら、その実態は、富裕層とそうでない層に二極化しているのだ。
表の右端に「中央値」という言葉があるが、これは何か?
「中央値とは、数値を小から大まで並べたときの真ん中の値で、この数字が“実態”に近いとされています。50才代の平均貯蓄額の中央値は30万円とありますが、これが現実に近い数字といえます」(タケイさん)
50才代で貯蓄額30万円。こうした数字を見ると、高額でなくても、地道にコツコツと計画的に貯めることが大切に思える。

うーん、二極化により、一定数の資産家が平均値を押し上げている、と。
なので、中央値のほうを見ろ、と。
50才代の平均貯蓄額の中央値は30万円、とありますが、
これは、にわかには信じがたい数字。
ただ、普段、友人同士でも貯金の話とかしないし、
実態は、そういうことなのかもしれません。
まずは、貯金100万円。
それが、多くの人にとって、最初に目標となる金額かもしれませんね。
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