老後資金を貯めるのに必死で、お金が使えない

昨日の記事の続きになりますが、

終の棲家を探すにしてもお金が必要で、

その結果、老後資金を貯めるのに必死で、お金が使えない人がいるようです。

以下は、昨日に引き続き、ファイナンシャルプランナーの畠中雅子さんへのインタビューからの引用。

――老後資金を貯めるのに必死で、お金が使えないという声もしばしば耳にします。

畠中さん:みなさん、老後に向けて頑張って貯蓄にいそしみ、“今を楽しむ”ということがなかなかできずにいる人が多いように思います。ですが、老後が健康体であるとは限りません。せっかくお金をためたのに、体が思うように動かなかったり、今度はお金が減るのか怖くて楽しめないというケースはよく聞く話。

私事で恐縮ですが、50代になってから、世界中のミニチュア巡りをするために、毎年6~7回海外旅行に行っています。ですが、コロナで昨年と今年のフライトは全部キャンセル。いつ再開できるかわかりませんし、その間に潰れてしまった場所もあります。

実はもともと、60代になってから世界のミニチュア巡りをしようと思っていたのですが、仲のいい友達をがんで亡くし、いつまでも健康でいられる保証なんてないことを目の当たりにしました。ですから、計画を前倒しして50代から実行。お金はたくさん使いましたが、全く後悔していません。その分、長く働くつもりで覚悟を決めています。

後悔しない人生を送るためには、やりたいことを先送りしすぎず、現役で働いている時に、今しかできない楽しみにお金と時間を使うことも大切なことだと思います。

うーん、せっかくお金をためたのに、体が思うように動かなかったり、今度はお金が減るのか怖くて楽しめないというケースはよく聞く話の部分は、同意、です。

後悔しない人生を送るためには、やりたいことを先送りしすぎず、現役で働いている時に、今しかできない楽しみにお金と時間を使うことも大切なこと、との意見も、概ね同意ですが、あまりお金を使いすぎてしまうと、今度は、たとえば、早期リタイアなどを目指している人は、希望が遠のいてしまいます。

なので、その辺のさじ加減が重要なのだと思います。

自分のやりたいこととお金、そして人生の残り時間。

これらを総合的に勘案して、各自が自分の人生をプラニングするしか、ないのかもしれません。

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