何とかこのまま息を潜めるようにして暮らしていければ、僕はそれで十分で、他に大した望みはありません。
今の穏やかな暮らしに、極上の喜びを感じているので、このまま少しずつ衰えていき、できれば、自宅で死にたいと思っています。
仕事に費やす時間も、通勤時間を含めて6時間と少し。
ときどき、相方が有休をとると、通し勤務で11時間以上の拘束時間となりますが、それは月に一度あるかないか。
むしろときどき、そうした長い勤務を経験しておくと、普段の時短勤務のありがたさと言うか、快適さがより深く感じられるということで、それはそれでよし。
とにかく、今の暮らしが自分に合っているのです。

欠けたるものは、何もなし。
生活は、月11万円ほどのアルバイト収入で、全く支障なくやれています。
これで、住宅ローンさえ終わってしまえば、生活は相当楽になると思います。
とにかく、欲しいものが、ない。
家電製品が壊れたら買い替えるくらいなもの。
そのような、必要に迫られたときに対応できるくらいの蓄えがあれば、他にお金を使うところは数えるほど。
以前は、よく温泉に泊りがけで行っていましたが、それは親がいればこその話。
親の喜ぶ顔が見たくて、行っていた部分がかなりあります。
勿論、僕も温泉好きですが、一人で行くなら、日帰り入浴で十分。
だって、泊りがけで行って、広い会食場で、一人で無言で食べるのも、何か味気ない。
それならば、家でのんびりしたり、近場をさ迷い歩くほうが良くね、という感じなのですよ。
何はともあれ、この日々の平安こそが喜びであるのです。
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