以前、ワタミの社長が、カンブリア宮殿に出た時に話していたことが、ブラック企業とは何かを考える際に、参考になるかと思います。

以下は、その内容。
ワタミ社長「『無理』というのはですね、嘘吐きの言葉なんです。途中で止めてしまうから無理になるんですよ」
村上龍「?」
ワタミ「途中で止めるから無理になるんです。途中で止めなければ無理じゃ無くなります」
村上「いやいやいや、順序としては『無理だから→途中で止めてしまう』んですよね?」
ワタミ「いえ、途中で止めてしまうから無理になるんです」
村上「?」
ワタミ「止めさせないんです。鼻血を出そうがブッ倒れようが、とにかく一週間全力でやらせる」
村上「一週間」
ワタミ「そうすればその人はもう無理とは口が裂けても言えないでしょう」
村上「・・・んん??」
ワタミ「無理じゃなかったって事です。実際に一週間もやったのだから。『無理』という言葉は嘘だった」
村上「いや、一週間やったんじゃなくやらせたって事でしょ。鼻血が出ても倒れても」
ワタミ「しかし現実としてやったのですから無理じゃなかった。その後はもう『無理』なんて言葉は言わせません」
村上「それこそ僕には無理だなあ」
うーん、村上龍がまともに思えるのは、僕だけではないでしょう。
ワタミの社長の発言に感銘を受ける人は、少ないはず。
まあ、ある意味、信念の人なのでしょうけど、自分と同じように、相手も動けるかというと、そんなことは全然ありません。
10人10色ですからねえ。
まあ、僕なら、速攻で、そんな会社からは逃げだします。
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