国税庁が発表した資料によると、
2020年の会社員の平均給与が、また下がったとのこと。
物価のほうが、10月になってから値上がりが続いているので、
これは、なかなかのダメージ。
以下は、幻冬舎オンラインからの抜粋です。
1年を通じて勤務した給与所得者の平均は433万円と、前年から0.8%の減少となりました。平均給与の前年割れは2年連続。ただ昨年は前年から1.0%の減少だったので、若干ではありますが、減少幅は小さくなりました。
男女別に見ていくと、男性平均は532万円で前年から1.4パーセントの減少、女性は293万円で1.0%の減少となっています。
正規、非正規で比べてみると、正規は496万円で前年から1.5%の減少(男性550万円、前年から2.0%の減少、女性384万円、前年から1.3%の減少)、非正規は176万円で0.9%の減少(男性228万円、前年から0.9%の減少、女性153万円、前年から0.7%の減少)。
会社員の平均給与433万円、その内訳を見ていきましょう。
給料と手当は369万円で、平均賞与は65万円。
単純計算、月収は30万7500円で、手取りは23万~24万円。これが平均的な会社員の姿です。

うーん、単身者であれば、難なく暮らせる額ではありますが、
所帯持ちではきつい額です。
共働き夫婦が増えているのもうなずけます。
子供の教育費もかかるし、
そうした子供たちが、奨学金に頼らざるを得ない実態が、
上記の調査からも、推測できます。
さらに言えば、もはや会社そのものも、
終身雇用ではなくなりつつある昨今、
自分の身は自分で守る気概が、
今後は、ますます必要になってくるでしょうね。
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