「働けば働くほど奪われる」ことからの逃げ方

かつては今よりも、労働組合というものが機能していて、

ストライキとかもありましが、

最近では、すっかり聞かなくなりました。

その一因が、労働者派遣法。

結局、正社員がストライキをしても困らなくなったのですよ。

派遣業というのは、中抜きですが、これが儲けているわけです。

で、一番割に合わないのが、労働者。

  • 労働者が働けば、企業が儲ける
  • 労働者が賃金で贅沢品を買えば、企業が儲ける
  • 労働者が賃金から税金を払えば、国家が儲ける

経済的上位者、たとえば、小さな会社であれば、そこの社長のため、

上場企業であれば、株主のため、

せっせと働いて、時間、という、最も貴重な資源と、

場合によっては、過労による、健康という最も大切なものまで、

失うことになる、と。

つまり、大半の労働者が、「働けば働くほど奪われる」状態にある、と。

ここから逃げる方法は、今流行りのFIREですが、

これは、人生を俯瞰し、後半の人生を犠牲にしないために、

最初は蓄財に励み、

資産が貯まったらリタイア、という方法。

これも一つの逃げ方ではありますが、

ウルトラcの逃げ方としては、坊さんになる、という手があります。

ただこれは、向き不向きがあり、

逃げた先の修行のほうがつらい、というケースもあります。

ただ、どちらにしても、

消費性向を少なくして、

低エネルギーで生きるすべを身に付ければ、

少ない貯金でも、競争社会から降りられる可能性は、

高くなると、思っています。

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